『日本歌曲大全集』in ヨコスカ、大盛況で楽しく幕を閉じました。
このコンサートのこだわりは、「みんな知ってる日本歌曲と本気の日本歌曲」を両方楽しんでいただきたい!というところなんです。
なのでプログラムはふか~く考えて組み立てています。
今回は前半を三浦半島にゆかりのある曲から始め、西洋音楽事はじめ、ともいえる『唱歌』をメドレーでお届けしました。なんたって文明開化発祥の地ですからね!
後半はいわゆる芸術歌曲の分野から、色々な歌を紹介しました。
民謡あり、歌舞伎あり、ポピュラーあり、コミックソングあり、リートあり・・・
何にでも応えて素晴らしい歌を歌って下さる、歌手の皆さんあっての企画です、ほんと。
そしてもう一つのこだわりは、「明日への歌」!
新垣隆さんに新しい歌を書いて頂き発表する、という贅沢なこだわりです♪
「愚者二題」と題して、今回書きおろしの「なまけもの」と昨年書いて頂いた「酒乱の歌」、連作歌曲となりました。
新垣さんのトークから・・・一週間前にできた最も新しい曲なのに、最も古いスタイルの歌になりました。詩の内容から端唄小唄の雰囲気で曲を書きました。でも現代音楽作曲家として少しばかり痕跡を残すために、後奏に「美しき天然」と「未完成交響曲」をこっそりミックスしてみました・・・
曲はとても面白くて、お客様にもすごく喜ばれていました。さらにアンコールで突然、連弾しましょう、となり、「松島音頭」を連弾で、みなさんと歌った「ふるさと」は新垣さんに伴奏して頂いて私も歌いました♪(なんだか楽しすぎて夢のようでした。)
そんなわけで我ながら本当に素敵なコンサート、全国展開できないものでしょうか!?
ご興味ありましたら、otonekobo@gmail.com までご連絡ください。お待ちしています!
記念写真♡
追記
さっきテレビで吉川晃司が、日本語は一音符一音節でグルーブ感が出ないから、グルーブ感を出すために言葉を崩すと言ってました。何言ってるかわからなくても、パッションの追求だーって。
私もそう思う~って言ったら怒られそうだけど、声に言葉の意味が乗ってなかったら、言葉聞こえたって無意味さ~、とか考えさせられる件でした。