少し日が経ってしまいましたが、1月10日の「白鳥の歌」、盛会のうちに終了しました。
これでシューベルトの3大歌曲集を全部演奏することができまして、感慨ひとしおです。
他の2曲と比べると「白鳥の歌」は技術的に難しかったのと、連作歌曲ではないのでストーリーがないのが特徴でしょうか。
曲数は少ないのですが、とても難しかったです。
とはいっても、レルシュタープとハイネ、それぞれの歌曲集として書かれているので、
モチーフが変形して使われたりとか、詩によってメロディーが違うんだな、とか楽譜を読むのはとても楽しい作業でした。
いつかまた3曲をやりたいです。きっとやります(笑)
バリトンの大沼さんはそれはそれは素晴らしい集中力で、お客様釘づけの歌を歌われました。
これを暗譜で歌うのも本当に大変な事ですし、それをこのれだけのクオリティーで歌われるんですから、もう脱帽です。
共演の相手に恵まれたことを一番に感謝したいです。
少しおやすみして、今度は違う作曲家でまた再開したいと思っています。なるべく近いうちに♪
終演後のホッとした二人です。大沼さん、本当にありがとうございました!