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猫とワタシ

おと と おと と

~ピアニスト朴令鈴*音音(おとね)工房~

この記事のみを表示する演奏会後記

演奏会

おと と おと とvol.5
シューベルト歌曲集シリーズ
「美しき水車小屋の娘」

お陰様で盛会のうちに無事終えることができました。
休憩なしの70分を皆様真剣に聴いてくださり、私たちもとても集中して演奏することができました。
演奏も解釈も、ああすれば良かったかも…!と思うところがないわけではありませんが、二人とも初めての水車小屋ということで、今できることを出し尽くした事を良しとして、次回に向けて頑張ります。

来年の秋頃に第3回 「白鳥の歌」を演奏する予定です。
また多くの皆様に聴いて頂けたら幸いです。

10曲目の歌詞の中に、小川に空がそのまま沈んでいるかのよう、というのがあり、その一文を彷彿させるようなドレスに一目惚れして新調してしまいました♪

終演後、大沼徹さんと



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この記事のみを表示する7月13日 14時開演 sonorium

演奏会

もう間もなくとなりました。
訳詩も全曲アップできました!この記事の下に20曲展開しております。


ところでweb版のぶらあぼにも記事が載っていますので、どうぞご覧いただけたら幸いです!

ぶらあぼピックアップ

残席わずかですので、ご検討頂いてましたらどうぞお早目にご連絡ください。


おと と おと と vol.5  
シューベルト歌曲集シリーズ 「美しき水車小屋の娘」
水車小屋
7月13日 14時開演 sonorium
(井の頭線・永福町)  
バリトン:大沼徹  ピアノ:朴令鈴
チケット:3,500円 
(チケットお申し込みは 音音(おとね)工房 otonekobo@gmail.com まで)


この記事のみを表示する美しき水車小屋の娘 20

リート:シューベルト

おと と おと と vol.5  
シューベルト歌曲集シリーズ 「美しき水車小屋の娘」
水車小屋
7月13日 14時開演 sonorium
(井の頭線・永福町)  
バリトン:大沼徹  ピアノ:朴令鈴
チケット:3,500円 
(チケットお申し込みは 音音(おとね)工房 otonekobo@gmail.com まで)



Franz Schubert シューベルト
Die schöne Müllerin op. 25, D. 795 「美しき水車小屋の娘」
Des Baches Wiegenlied 
Wilhelm Müller ミュラー

Gute Ruh, gute Ruh!

おやすみ、おやすみ!
Tu die Augen zu!
まなこを閉じて!
Wandrer, du müder, du bist zu Haus.
旅人よ、疲れ果てたきみ、君は家にいる
Die Treu' ist hier,
誠実はここにある
Sollst liegen bei mir,
わたしのもとに横たわるがいい
Bis das Meer will trinken die Bächlein aus.
海が小川を飲み乾すまで。

Will betten dich kühl
涼やかに横たえよう
Auf weichem Pfühl
柔らかい褥の上で
In dem blauen kristallenen Kämmerlein.
碧い水晶の小部屋で
Heran, heran,
来よ、来よ、
Was wiegen kann,
揺することのできるものは
Woget und wieget den Knaben mir ein!
波の揺り籠で我が子を眠りに導きたまえ!

Wenn ein Jagdhorn schallt
狩の角笛が
Aus dem grünen Wald,
緑の森から鳴り響く時
Will ich sausen und brausen wohl um dich her.
君のまわりで轟々と音をたてて流れよう。
Blickt nicht herein,
中を覗いてはいけない
Blaue Blümelein!
青い花々よ!
Ihr macht meinem Schläfer die Träume so schwer.
君らは我が眠り児の夢を深刻なものにしてしまう。

Hinweg, hinweg
去れ、去れ、
Von dem Mühlensteg,
水車小屋の小橋から
Hinweg, hinweg,
去れ、去れ、
Böses Mägdelein
悪らつな娘よ
Daß ihn dein Schatten nicht weckt!
お前の影が彼を起こすことのないように!
Wirf mir herein
わたしに投げ入れよ
Dein Tüchlein fein,
お前の綺麗なハンカチを
Daß ich die Augen ihm halte bedeckt!
わたしが彼の眼を覆っておくために!

Gute Nacht, gute Nacht!
おやすみ、おやすみ!
Bis alles wacht,
全てが目覚めるまで
Schlaf aus deine Freude, schlaf aus dein Leid!
喜びも悲しみも忘れて眠りたまえ!
Der Vollmond steigt,
満月がのぼり
Der Nebel weicht,
霧が晴れる
Und der Himmel da oben, wie ist er so weit!
そして空はあの高みに、なんて広々としているのだろう!

この記事のみを表示する美しき水車小屋の娘 19

リート:シューベルト

おと と おと と vol.5  
シューベルト歌曲集シリーズ 「美しき水車小屋の娘」
水車小屋
7月13日 14時開演 sonorium
(井の頭線・永福町)  
バリトン:大沼徹  ピアノ:朴令鈴
チケット:3,500円 
(チケットお申し込みは 音音(おとね)工房 otonekobo@gmail.com まで)



Franz Schubert シューベルト
Die schöne Müllerin op. 25, D. 795 「美しき水車小屋の娘」
Der Müller und der Bach 粉ひき職人と小川
Wilhelm Müller ミュラー


Der Müller:(粉ひき職人)
Wo ein treues Herze
In Liebe vergeht,

誠実な心が
愛の中に消えゆく所では
Da welken die Lilien
Auf jedem Beet;

どの花壇でも
ユリが枯れてしまう。

Da muß in die Wolken
Der Vollmond gehn,

そこでは満月が雲の中に
隠れてしまうだろう、
Damit seine Tränen
Die Menschen nicht sehn;

その涙を
人に見られぬように。

Da halten die Englein
Die Augen sich zu

そこでは天使たちが
目をしっかり閉じている
Und schluchzen und singen
Die Seele zur Ruh'.

そしてむせび泣き歌う
魂に安らぎを与えんと。

Der Bach:(小川)
Und wenn sich die Liebe
Dem Schmerz entringt,

愛が苦悩から解放される時
Ein Sternlein, ein neues,
Am Himmel erblinkt;

一つの星、新しい星を
空に見つけるだろう。

Da springen drei Rosen,
Halb rot und halb weiss,

そこに半分赤く半分白い
3輪のバラが咲き出でる、
Die welken nicht wieder,
Aus Dornenreis.

二度と枯れることのないバラが
いばらの枝から。

Und die Engelein schneiden
Die Flügel sich ab

そして天使はその羽を切りはなし
Und gehn alle Morgen
Zur Erde herab.

朝毎に地上に降りてくるのだ

Der Müller:(粉ひき職人)
Ach Bächlein, liebes Bächlein,
Du meinst es so gut:

ああ小川よ、親愛なる小川よ、
君はずいぶん好意的だね。
Ach Bächlein, aber weißt du,
Wie Liebe tut?

ああ小川よ、君は知っているのか
愛がどのように振る舞うのかを?

Ach unten, da unten
Die kühle Ruh!

ああ水底に、水の底に
冷たい安らぎ!
Ach Bächlein, liebes Bächlein,
So singe nur zu.

ああ小川よ、親愛なる小川よ、
ひたすらに歌い続けよ。

この記事のみを表示する美しき水車小屋の娘 18

リート:シューベルト

おと と おと と vol.5  
シューベルト歌曲集シリーズ 「美しき水車小屋の娘」
水車小屋
7月13日 14時開演 sonorium
(井の頭線・永福町)  
バリトン:大沼徹  ピアノ:朴令鈴
チケット:3,500円 
(チケットお申し込みは 音音(おとね)工房 otonekobo@gmail.com まで)



Franz Schubert シューベルト
Die schöne Müllerin op. 25, D. 795 「美しき水車小屋の娘」
Trockne Blumen 萎れた花
Wilhelm Müller ミュラー

Ihr Blümlein alle,
Die sie mir gab,

彼女がくれた
君ら花々をみんな
Euch soll man legen
Mit mir ins Grab.

僕と一緒に墓に
入れてくれなければならない。

Wie seht ihr alle
Mich an so weh,

君らはみな僕を
なんて悲しそうに見つめるんだい、
Als ob ihr wüßtet,
Wie mir gescheh?

まるで僕に何があったのかを
知っているかのように。

Ihr Blümlein alle,
Wie welk, wie blaß?

君ら花々はみな、
なんて元気なく青ざめているんだい?
Ihr Blümlein alle,
Wovon so naß?

君ら花々はみな
なぜそのように涙する?

Ach, Tränen machen
Nicht maiengrün,

ああ、涙が
5月の緑をもたらすことはない、
Machen tote Liebe
Nicht wieder blühn.

死んだ愛が
再び花開くことはない。

Und Lenz wird kommen,
Und Winter wird gehn,

春はまた来て、
冬は過ぎ行くだろう、
Und Blümlein werden
Im Grase stehn.

そして花々は
草の間に咲き出でるのだ。

Und Blümlein liegen
In meinem Grab,

花々は僕の墓に眠っている
Die Blümlein alle,
Die sie mir gab.

彼女が僕にくれた花はみな。

Und wenn sie wandelt
Am Hügel vorbei

彼女が歩いて
丘を通る過ぎる時に
Und denkt im Herzen:
Der meint' es treu!

心の中で考える、
彼は誠実だった、と!

Dann, Blümlein alle,
Heraus, heraus!

そしたら花々よ、咲き出でよ!
Der Mai ist kommen,
Der Winter ist aus.

5月は来て、冬は終わるのだ。