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猫とワタシ

おと と おと と

~ピアニスト朴令鈴*音音(おとね)工房~

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リート:シューベルト

Franz Peter Schubert シューベルト
Du bist die Ruh' 君はわが憩い
Friedrich Rückert リュッケルト


Du bist die Ruh,
君はわが憩い
Der Friede mild,
穏やかな安らぎ、
Die Sehnsucht du
憧れの君にして
Und was sie stillt.
その心を鎮めてくれるもの。

Ich weihe dir
僕は君に捧げる
Voll Lust und Schmerz
歓びと苦悩をいっぱいに満たして
Zur Wohnung hier
この住まいに
Mein Aug und Herz.
私のまなざしと心とを。

Kehr ein bei mir,
僕のもとに来て
Und schließe du
閉ざしてください
Still hinter dir
君の背後の
Die Pforten zu.
扉をそっと。

Treib andern Schmerz
ほかの苦しみを
Aus dieser Brust!
この胸から追い払い
Voll sei dies Herz
この心を
Von deiner Lust.
君の歓びで満たしたまえ。

Dies Augenzelt
あなたの輝きに
Von deinem Glanz
ただ照らされた
Allein erhellt,
この瞳を
O füll es ganz!
ああ、すっかり満たしたまえ!


彼女の名は「萌ちゃん」かしらん?
あるいは「モエシャン」・・・
去年のいまごろ、シャンパン飲み比べ会に参加したのを思い出しました。11人で12本のシャンパン。味の記憶はなく頭痛の記憶だけ残っております・・・

Schubert:Du bist die Ruh

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この記事のみを表示するまた浮気

リート:シューベルト

シューベルトさんに浮気し始めたらやる気出てきちゃった ヴォルフさん、ごめんね

Franz Peter Schubert シューベルト
Lachen und Weinen 笑いと涙
Friedrich Rückert リュッケルト


Lachen und Weinen zu jeglicher Stunde
笑いと涙はいつだって
Ruht bei der Lieb auf so mancherlei Grunde.
様々な理由で愛のもとに宿るもの。
Morgens lacht ich vor Lust,
朝には僕は喜びで笑っていたのに
Und warum ich nun weine
なぜか今では泣いている
Bei des Abends Scheine,
夕暮れの陽のもとで。
Ist mir selb' nicht bewußt.
なぜだか僕にはさっぱりわからない。

Weinen und Lachen zu jeglicher Stunde
涙と笑いはいつだって
Ruht bei der Lieb auf so mancherlei Grunde.
様々な理由で愛のもとに宿るもの。
Abends weint ich vor Schmerz;
晩には苦悩に涙していた僕だが、
Und warum du erwachen
どうして朝には笑って
Kannst am Morgen mit Lachen,
目覚めることができるのだ。
Muß ich dich fragen, o Herz.
お前に尋ねたいものだ、おお心よ。


笑いと涙、歓びと悲しみ、はたまた生と死。表裏一体はロマン主義の真骨頂ですね。
それにしてもなんて身近な内容。古今東西、人間みな感じることは同じだな~。リュッケルトさんもシューベルトさんも、りんりんさんも!
あまりに身近でくすぐったく思ってたら、シューベルトのピアノ伴奏もくすぐったそう


ロス・アンヘレス&ホルショフスキー
(1曲目です)

この記事のみを表示する浮気

リート:シューベルト

ヴォルフさんからちょっとシューベルトさんに心傾く今日この頃。
若い頃から知っていながら最近改めて弾いてみて、ああこういう事か、と納得したかわいらしい曲。

Franz Peter Schubert シューベルト
Geheimes ひめごと
Johan Wolfgang von Goethe ゲーテ


Über meines Liebchens Äugeln
僕の恋人のまなざしのことを
Stehn verwundert alle Leute
みんな不思議に思っている
Ich, der Wissende, dagegen,
それに反して、訳を知っている僕は
Weiß recht gut, was das bedeute.
それの意味する事をよくわかっている。

Denn es heißt: ich liebe diesen
まなざしは云っている、私はこの人を愛しているの
Und nicht etwa den und jenen.
そっちの人とかあっちの人ではなく。
Lasset nur, ihr guten Leute,
だからおよしなさい、みなさん、
Euer Wundern, euer Sehnen!
好奇心や憧れを持つのは!

Ja, mit ungeheuren Mächten
そう、途方もない魅力で
Blicket sie wohl in die Runde;
彼女はまわりにまんべんなくまなざしを注ぐ。
Doch sie sucht nur zu verküden
でも彼女の告げたいことはただひとつ
Ihm die nächste süße Stunde.
次に彼と過ごす甘い時間のこと。


彼女の魅惑的な視線にみんながドキドキ でもその瞳はすっかり彼のもの
まなざしの本当の意味を知るのは二人だけ
ピアノの伴奏がずっとそわそわドキドキしてるみたい。


Schubert:geheimes

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未分類

以前の記事に書いたモンテヴェルディ作曲の「ポッペーアの戴冠」。
いろいろな演奏を探しているうちに、出会ってしまいました 私本当はこんなのやりたいのかも、っていう演奏。
映像ごとiPhoneに入れて朝から晩までずっと聴いています。

l'Arpeggiataというバンド?の演奏でまた違った"Pur ti miro"を。
前半にチャッコーナ(シャコンヌ)の愉快な音楽、1分35秒あたりからパッサカリアにのせた"Pur ti miro"です。どちらもスペイン起源の舞曲で、特定の低音進行を持ち、その上を自由に即興、変奏していきます。

l'Arpeggiata

この記事のみを表示する恋にもいろいろ Part 2

リート:ヴォルフ(メーリケ)

Fugo Wolf ヴォルフ
Lied eines Verliebten 恋する男の歌
Eduard Mörike メーリケ


In aller Früh, ach, lang vor Tag,
夜明けにはほど遠いこんな早くに
Weckt mich mein Herz, an dich zu denken,
僕の心は目覚め、君の事を想う、
Da doch gesunde Jugend schlafen mag.
健全な若者なら眠っているだろうに。

Hell ist mein Aug' um Mitternacht,
真夜中だというのに僕の目は冴えている
Heller als frühe Morgenglocken:
暁の鐘よりも冴えている。
Wann hätt'st du je am Tage mein gedacht?
君は昼間にだって僕を想ってくれた事があるだろうか?

Wär' ich ein Fischer, stünd' ich auf,
僕が漁師だったら、起き上がって
Trüge mein Netz hinab zum Fluße,
網をかついで川に下り
Trüg' herzlich froh die Fische zum Verkauf.
それはもう喜んで魚を売りに行くのに。

In der Mühle, bei Licht, der Mühlerknecht
粉ひき小屋では灯りの下で小僧が忙しく駆け回り
Tummelt sich, alle Gänge klappern;
フル回転で機械が音を立てている。
So rüstig Treiben wär' mir eben recht!
僕もこんな風に元気に働きたいのに!

Weh, aber ich! o armer Tropf!
ああ、しかし僕は、この哀れな奴は
Muß auf dem Lager mich müßig grämen,
寝床でただただ嘆くだけ
Ein ungeberdig Mutterkind im Kopf.
ままならぬお譲ちゃんで頭がいっぱい。


今回は「男子の事情」ということで。

前回と今回、動画のシャガールは「ダフニスとクロエ」シリーズです。
Wolf:Lied eines Verliebten

もう一つ。ディースカウとバレンボイムの録音風景。
Dieskau&Baremboim