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猫とワタシ

おと と おと と

~ピアニスト朴令鈴*音音(おとね)工房~

この記事のみを表示するオフィシャルサイト開設

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今年初めての投稿になってしまいましたが、初投稿はオフィシャルサイト開設のご案内です。

ブログで管理するにはPC版のコンテンツが多すぎるので、サイトを立ち上げました。
実は夏からHTMLに取り組み始め色々試してみましたが、cssが書けなくて・・・(涙)
結局wixのテンプレートをアレンジしました。

こちらが新しいサイトです!

朴令鈴オフィシャルサイト

そして長らくお世話になったこちらのブログですが、順次移行していくつもりです。
ただ新サイトのブログ表示がいまいちなのでもしかしたらこちらを残すかも。
いずれにせよ訳詩がかなりありますので、しばらくは併存します。

それではどうぞよろしくお願いいたします。
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この記事のみを表示するおと と おと と 今年と来年と

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もう一度寝るとお正月ですね♪

今年の音音工房は

◆6/6に「おと と おと と」が第10回を迎えました。
vol_10

名曲ばかりを集め素晴らしい共演者の方々と演奏しました。
ドイツ・リートっていいなー!って思って頂けたのではないでしょうか!?

◆11/30に金子美香CD「南天の花」をリリースしました。
バイロイト音楽祭デビューを果たした金子美香さんの日本歌曲アルバムを出しました。
日本歌曲のCDを出すのは二人とも長い間の夢でした。皆様から大好評をいただいております。
IMG_1583.jpg


さて、2019年は「おと と おと と」が続きます。

◆3/8 19時開演 近江楽堂 「ドイツ・バロック歌曲」
20190308omote

チェンバロでの演奏。バロック初期から後期テレマンまで、ドイツバロックを満喫していただける事でしょう。

◆5/17 19時開演 ムジカーザ 「ドイツのピアノ曲(仮)」
ドイツの作曲家ばかり集めたピアノ・リサイタルです。
ヘンデル、W.F.バッハ、ベートーヴェン、ウェーバー、メンデルスゾーン、ブラームスを演奏する予定です。


応援してくださる皆様のお心に応えるべく、2019年も精進して参ります。
来年もよろしくお願い致します。

みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください❣️

2018年12月31日
朴令鈴


この記事のみを表示するギリシャ神話の「オルフェオ」

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先日シューベルトの「野ばら」を伴奏しましたが、ゲーテのこの詩、150以上もの曲がつけられているそうです。

そして本日の標題「オルフェオ」は、最も多くオペラとして作曲されている題材です。
(オルフェウス、オルペウス、オルフェ 国によって読み方が違います)
モンテヴェルディの「オルフェオ」、グルックの「オルフェオとエウリディーチェ」、オッフェンバックの「地獄のオルフェ」などが有名ですね。他にも最も古いオペラを書いたヤコポ・ペーリの「エウリディーチェ」、同じ台本でペーリより先に出版したカッチーニの「エウリディーチェ」、タイトル違えど同じ題材です。
ギリシャ神話の再興から始まったオペラですから、ギリシャ神話が題材になるのは当然ですが、「オルフェオ」人気はオルフェオが音楽の神アポロンの息子で、竪琴の名手であることが大きな要因であること間違いないでしょう。

ところでこの「オルフェオ」のもとのお話、その結末って皆さんご存知でしょうか?
台本によってその結末は様々なのですが、もとのお話はかなり残酷です・・・

あともう少しで地上、という所でとうとう振り返ってしまい、エウリディーチェは黄泉の国に戻ってしまうところまではご存知の通りです。
妻を失ったオルフェオは女を遠ざけ、その誘いに見向きもしませんでした。ディオニソス(バッカス)の祭りの日に女たちが興奮し、「私たちを侮辱した男」オルフェオの身体を八つ裂きにして、頭と竪琴を河に投げ入れました。頭だけになっても彼は歌っていたそうです。ミューズ達がその身体を集め葬り、竪琴はゼウスの手により星となりました。

怖いですね・・・


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さて、音楽のみならず美術の世界でもこの題材は数多くの芸術作品を生み出しました。
私の好きな画家から

カミーユ・コロー「黄泉の国からエウリュディケを連れ出すオルフェウス」 
The バルビゾン!という絵ですね。美しい~~~
オルフェオ@コロー  

ギュスターヴ・モロー「オルフェウスの首を運ぶトラキアの娘」
「サロメ」の絵でも首描いてますね。不吉な世紀末感が好きです。
オルフェオ@モロー

オディロン・ルドン「オルフェウス」
青色が美しいルドン、狂気を感じます。
オルフェオ@ルドン

この記事のみを表示する春!

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久々の更新になってしまいました。
今日は春が戻りましたね♪

明日の事ですが、3月から4月にかけて開催されている「東京春音楽祭」の一つに出演します。
アナウンサーの松平定知さんの朗読の中で演奏するというものです。
平日の午後ですが、お花見がてら上野にお出かけ、いかがでしょうか。


■日時・会場
2017.3.29 [水] 14:00開演(13:30開場)
東京文化会館 小ホール

■出演
朗読:松平定知
ソプラノ:盛田麻央
テノール:高橋 淳
バリトン:友清 崇
ピアノ:朴 令鈴

■朗読作品
 永井荷風:『西遊日誌抄』 より
  「雲」 (『ふらんす物語』) より

■演奏曲目
 ワーグナー:楽劇 《ワルキューレ》 より 「冬の嵐は過ぎ去り」
 プッチーニ:歌劇 《トスカ》 より 「星は光りぬ」
 ワーグナー: 歌劇 《タンホイザー》 より 「夕星の歌」
 ビゼー:歌劇 《カルメン》 より 「ハバネラ」
 ヴェルディ:歌劇 《椿姫》 より 「さようなら過ぎ去った日よ」

サイトはこちら
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_4033.html

この記事のみを表示する終演♪

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おと と おと とvol.9 響宴ーリヒャルト・シュトラウス―器楽と歌と
1月29日王子ホールにて、盛会のうちに幕を閉じました!

素晴らしいゲストのお二人、ヴァイオリンの川見優子さん、ソプラノの安井陽子さんを迎えて、王子ホールでのコンサート、
伴奏だけではなくソロも弾くという、今までになく自分に対して欲張った主催コンサートでした。
リヒャルト・シュトラウスばかりというのも、マニアックで聴衆にどう届くかとても心配でしたが、
思いのほか皆さま、楽しんで頂いたようでした。

アンケートも思っていた以上に多くの方に書いて頂き、シュトラウスに限定した企画はともかく、演奏が大変素晴らしかったというご感想が多く、これまた嬉しい結果でした。
そして私のトークもなかなか評判が良かった模様です♪ (家族からは「え~」が多かったとダメ出しが・・・)

私の個人的な感想としては、「ヴァイオリン・ソナタ」と「四つの最後の歌」を、さらに「ヴェール・ダンス」を一度に聴ける演奏会を作れた事に自負を覚えますし、企画から本番の演奏まで常に勝負した気迫は、自分を褒めようと思います。
あとはこれからも精進すること、純粋な気持ちに素直でいられる人であること、を大事にして、次の企画を実現していこうと思います。

どうぞこれからも「おと と おと と」を始めとする、音音(おとね)工房の企画コンサートをよろしくお願いいたします!

次回の音音工房コンサートは6月29日、かつしかシンフォニーヒルズでの「日本歌曲大全集」です。
第3回目!
詳細は追ってお知らせいたします。
チケットはもう発売しております!
クリック↓↓↓
日本歌曲大全集 in かつしか